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よう素−131
松村 義寛
1
1東女医大・生化学
pp.57
発行日 1970年1月15日
Published Date 1970/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906665
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甲状腺機能検査のうち急速に利用度数の増加したのが,トリヨードサイロニン—レジンスポンジ摂取率の測定で,市販のトリオソルブ検査法である.また近年,ペプチド性ホルモンのラジオインムノアッセイも多く行なわれるようになり,血中インスリン,HCG (向性腺性絨毛ホルモン)などが定量されている.
これらはよう素の放射性同位体である,よう素−131やよう素−125によって標識された化合物を用いて,その放射能を測定することで定量されるものである.
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