Japanese
English
研究
Thiazole orange(TO)染色法による血小板RNA測定に及ぼす反応温度,時間,血小板濃度の検討
Effect of Temperature, Staining Time and Platelets Concentration on Measurement of Platelet RNA by Thiazole Orange Staining
池田 元美
1
,
小林 裕
1
,
高橋 由布子
1
,
近山 達
1
,
近藤 元治
1
Motomi IKEDA
1
,
Yutaka KOBAYASHI
1
,
Yuhuko TAKAHASHI
1
,
Satoshi CHIKAYAMA
1
,
Motoharu KONDO
1
1京都府立医科大学第一内科
11st Department of Internal Medicine, Kyoto Prefectural University of Medicine
キーワード:
血小板減少症
,
網血小板
,
血小板RNA
,
チアゾールオレンジ
,
フローサイトメトリー
Keyword:
血小板減少症
,
網血小板
,
血小板RNA
,
チアゾールオレンジ
,
フローサイトメトリー
pp.819-822
発行日 1999年7月15日
Published Date 1999/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904135
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健常人における血小板RNAのチアゾールオレンジ(TO)染色における各条件下での反応性について検討した.EDTA採血した全血から多血小板血漿(PRP)を作成し,最終濃度50ng/mlになるようにTOを添加し,反応温度,反応時間,PRPの血小板濃度を変数としフローサイトメーターで陽性率を定量測定した.反応時間,反応温度に大きく影響を受けたが,検討した範囲内の血小板濃度では陽性率には影響なかった.以上より本方法は反応温度と反応時間をできる限り厳密に設定することが重要であると考えられた.
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