Japanese
English
研究
血液の保存温度が血中グルカゴン濃度測定値に及ぼす影響
Effect of Preservation Temperature of Whole Blood Sample on the Value of Plasma Glucagon Concentration
西山 友貴
1,2
,
花岡 一雄
1
Tomoki NISHIYAMA
1,2
,
Kazuo HANAOKA
1
1東京大学医学部麻酔学教室
2現:カリフォルニア大学サンディエゴ校麻酔科
1Department of Anesthesiology, The University of Tokyo, Faculty of Medicine
キーワード:
血漿グルカゴン濃度
,
保存
,
温度
,
測定値
,
ばらつき
Keyword:
血漿グルカゴン濃度
,
保存
,
温度
,
測定値
,
ばらつき
pp.833-834
発行日 1997年7月15日
Published Date 1997/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903380
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- Abstract 文献概要
採取した血液の保存温度が血漿グルカゴン濃度測定値に及ぼす影響を検討した.健康成人男性6人から静脈血を60mlずつ採血,6mlずつ10本に分注し各5本を室温(22℃)保存,5本を冷所(4℃)保存し,各々,0, 1, 3, 6, 12時間各温度下に放置後血漿グルカゴン濃度を測定した.測定方法自体に0~19%の,室温保存では-23~25%の,冷所保存では-29~25%のばらつきを示したが,ともに12時間後まで有意な変化を認めなかった.
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