今月の主題 肥満
総説
肥満と遺伝子異常
西村 治男
1
,
小川 佳宏
1
,
細田 公則
1
,
中尾 一和
1
Haruo NISHIMURA
1
,
Yoshihiro OGAWA
1
,
Kiminori HOSODA
1
,
Kazuwa NAKAO
1
1京都大学大学院臨床病態医科学第2内科
キーワード:
レプチン
,
レプチン受容体
,
ob/ob
,
db/db
,
脂肪細胞
Keyword:
レプチン
,
レプチン受容体
,
ob/ob
,
db/db
,
脂肪細胞
pp.405-412
発行日 1998年4月15日
Published Date 1998/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903697
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肥満モデル動物の責任遺伝子(肥満関連遺伝子)が,ここ数年の間に単離同定され(ob,db,fa,Ay,tub,fat),また種々のトランスジェニックマウスの開発により,肥満の分子病態が解明されつつある.その中でも肥満遺伝子(ob遺伝子)はヒトでも点突然変異が報告され,その産物であるレプチンがヒトにおいても重要なエネルギー代謝調節因子であることが確認された.
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