今月の主題 肥満
技術解説
脂肪量の測定
武井 泉
1
,
笠谷 知宏
2
,
渡辺 清明
1
Izumi TAKEI
1
,
Tomohiro KASATANI
2
,
Kiyoaki WATANABE
1
1慶應義塾大学医学部附属病院中央臨床検査部
2東京歯科大学市川総合病院内科
キーワード:
体脂肪率
,
除脂肪体重
,
LBM
,
内臓脂肪型肥満
Keyword:
体脂肪率
,
除脂肪体重
,
LBM
,
内臓脂肪型肥満
pp.413-416
発行日 1998年4月15日
Published Date 1998/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903699
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
肥満を評価するうえで,体脂肪量の測定は重要である.各種測定法にはそれぞれ,臨床的に容易に測定できるか,生物学的変動による誤差はどのくらいか,また測定者内変動や測定者間変動はないかなどの問題がある.本稿では,最も信頼されるとされる体密度法(水中体重法)および皮脂厚測定法,簡単な機器が広まっている生体電気伝導度法,また体脂肪分布測定法として近年利用されているCT,MRI,超音波などについて概説する.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.