今月の主題 生物・化学発光の新しい展開
資料
発光免疫測定の精度管理
細萱 茂実
1
,
尾崎 由基男
2
Shigemi HOSOGAYA
1
,
Yukio OZAKI
2
1山梨医科大学医学部附属病院検査部
2山梨医科大学医学部臨床検査医学講座
キーワード:
発光免疫測定法
,
精度管理
,
最小検出限界
,
校正法
Keyword:
発光免疫測定法
,
精度管理
,
最小検出限界
,
校正法
pp.319-322
発行日 1998年3月15日
Published Date 1998/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903681
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発光免疫測定など生体微量成分の測定法に関する信頼性評価法や精度管理法は,臨床化学などに用いられる一般的な定量分析法の場合と異なる点も多い.ただし,その場合も基本的には,測定法の本来の性能を事前に把握し,その誤差特性に合った精度管理法を実践することが信頼性の保証につながる.一方,検量線の作成や校正方法など測定値の正確さに直接影響を与える要因や,最小検出限界など臨床的有用性に関連する特性などについての評価法は十分に確立されておらず,これら領域の現状と今後の展望について解説した.
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