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今月の特集2 改めて,精度管理を考える
生理学的検査の精度管理―超音波検査の精度管理・精度保証
The quality assurance of the ultrasonographic examination
浅井 さとみ
1
,
福士 広通
2
,
高梨 昇
2
,
宮地 勇人
1
1東海大学 医学部基盤診療学系臨床検査学
2東海大学医学部付属病院 臨床検査技術科
キーワード:
腹部超音波検査
,
生理検査
,
精度管理
,
標準化
,
教育
Keyword:
腹部超音波検査
,
生理検査
,
精度管理
,
標準化
,
教育
pp.607-613
発行日 2014年5月15日
Published Date 2014/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103899
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●超音波検査の精度管理は,測定(検査)前・測定(検査)時・測定(検査)後の各プロセス,さらに資格取得やサーベイを含めた精度保証,品質マネジメントの観点から考える.
●測定(検査)前プロセスには,患者の前処置を行うことや患者情報を確認し,検査目的や前回検査所見に基づいて検査実施時のポイントを整理することなどがある.
●測定(検査)時プロセスでは,検査手順プロトコルの標準化と遵守に基づき,精確な所見を描出し記録する.
●測定(検査)後プロセスでは,画像記録に基づく精確な所見記載,コメント作成,患者個別情報に基づく報告内容の精度を確保する.
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