特集 免疫組織・細胞化学検査
臓器別応用例
5.造血器系
5)骨髄異形成症候群
川合 陽子
1
,
清水 長子
1
,
松井 栄美
1
Yohko KAWAI
1
,
Nobuko SHIMIZU
1
,
Eimi MATSUI
1
1慶應義塾大学医学部中央臨床検査部
pp.218-221
発行日 1995年10月30日
Published Date 1995/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902716
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はじめに
骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndrome; MDS)は骨髄中の幹細胞の異常が原因で,治療反応性の低い後天性の造血異常をきたす疾患である.組織化学的検査は補助診断として不可欠であるが,免疫組織学的検査はあまり普及していない.
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