Japanese
English
研究
Bence Jones蛋白尿における尿総蛋白測定法の評価
Evaluation of Determination for Urinary Total Protein in Bence Jones Proteinuria
酒井 伸枝
1
,
鈴木 優治
1
Nobue SAKAI
1
,
Yuji SUZUKI
1
1埼玉県立衛生短期大学
1Saitama College of Health
キーワード:
Bence Jones蛋白尿
,
ビウレット法
,
塩化ベンゼトニウム法
,
ピロガロールレッド法
,
クマシーブリリアントブルーG・250法
Keyword:
Bence Jones蛋白尿
,
ビウレット法
,
塩化ベンゼトニウム法
,
ピロガロールレッド法
,
クマシーブリリアントブルーG・250法
pp.1217-1220
発行日 1995年10月15日
Published Date 1995/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902644
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日常検査の尿総蛋白測定において,Bence Jones蛋白(BJP)尿の測定値がどのような傾向を示すか,ビウレット法を基準に評価した.その結果,BJP尿の蛋白値は,ピロガロールレッド法とクマシーブリリアントブルーG・250法では,ビウレット法と比べ低値となる傾向がBJP尿以外の蛋白尿より大きかった.また,塩化ベンゼトニウム法ではビウレット法と近似した値がBJP尿およびBJP尿以外の蛋白尿で得られ,検討した測定法の中では蛋白種差の少ない方法と考えられた.
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