編集者への手紙
低流量用および標準品アセス・ピークフローメーターの比較
川根 博司
1
,
副島 林造
1
,
小島 健次
2
,
今西 美紀
2
,
増成 栄子
2
1川崎医科大学呼吸器内科
2川崎医科大学附属病院中央検査部
キーワード:
ピークフローメーター
,
精度
,
気管支喘息
Keyword:
ピークフローメーター
,
精度
,
気管支喘息
pp.358-359
発行日 1994年3月15日
Published Date 1994/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901914
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1.はじめに
簡易ピークフローメーターで測定されるピークフロー(PEF)は,気管支喘息患者の気道閉塞の客観的な指標として有用である.われわれは,すでに英国製ミニライト・ピークフローメーター,米国製アセス・ピークフローメーターの正確度および精密度について検討し,報告した1,2).しかし,常にPEFが300l/分以下を示すような患者や小児には,それらは必ずしも適当な機器とはいえない.そこで,今回は低流量用アセス・ピークフローメーター(低流量用アセスと略す)について検討を行い,以前に検討した改良型アセス・ピークフローメーター(標準品と略す)と比較してみることにした.
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