編集者への手紙
1秒量の改善率とピークフローの改善率の関係
川根 博司
1
,
小島 健次
2
,
藤井 真澄
2
,
永禮 裕子
2
1川崎医科大学呼吸器内科
2川崎医科大学附属病院中央検査部
キーワード:
1秒量
,
気管支拡張剤効果
,
可逆性
,
ピークフロー
Keyword:
1秒量
,
気管支拡張剤効果
,
可逆性
,
ピークフロー
pp.125-126
発行日 1998年1月15日
Published Date 1998/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903636
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- 文献概要
気道閉塞の可逆性を評価するには,一般に1秒量(FEV1)の改善率が用いられてきた.最近,気管支喘息の診断・管理にピークフロー(PEF)の測定が重要視されている1).気管支拡張剤の効果を判定するのに,FEV1の代わりにPEFを使用できれば日常診療上有用と考えられる.今回われわれは,FEV1の改善率とPEFの改善率の関係を検討し,PEFの改善率による気管支拡張剤効果の判定基準を求めることを試みた.
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