今月の主題 周術期の検査
術中・術後検査
細菌検査
中山 一誠
1
,
山地 恵美子
2
Issei NAKAYAMA
1
,
Emiko YAMAJI
2
1日本大学医学部第三外科学教室
2日本大学医学部総合健診センター細菌研究室
キーワード:
細菌検査
,
迅速診断
,
MRSA
,
マイコバクテリウム
Keyword:
細菌検査
,
迅速診断
,
MRSA
,
マイコバクテリウム
pp.321-326
発行日 1994年3月15日
Published Date 1994/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901904
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病原微生物の迅速診断に関しては,主に入院患者における重症感染症,菌血症,敗血症,髄膜炎,重症肺炎,膿胸などの疾患が対象であり,早期診断,適正治療が必要とされ,予後にも影響を与えるため迅速診断が要求される.そのためには,グラム染色,蛍光抗体法,DNAプローブ,PCR法,ガスクロマトグラフィーやHPLCによる細菌の代謝産物の検出などが有力な手段となる.いずれにしても,診療部門と検査部門の連携プレーが望ましい.〔臨床検査38: 321-326,1994〕
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