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今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
小児急性中耳炎診療ガイドライン
Essence of clinical practiced guideline for the diagnosis and management of acute otitis media (AOM) in children in Japan
工藤 典代
1
1恵翔会アリス耳鼻咽喉科
キーワード:
急性中耳炎重症度分類
,
アモキシシリン(AMPC)高用量投与
,
鼓膜所見
,
細菌検査
,
ペニシリン耐性肺炎球菌
Keyword:
急性中耳炎重症度分類
,
アモキシシリン(AMPC)高用量投与
,
鼓膜所見
,
細菌検査
,
ペニシリン耐性肺炎球菌
pp.22-26
発行日 2018年1月15日
Published Date 2018/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201472
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Point
●小児急性中耳炎の初診時に,鼓膜所見,臨床症状,年齢条件から軽症・中等症・重症の3段階に分類する.
●軽症には抗菌薬を投与せず3日間経過観察をするが,中等症,重症ではアモキシシリン(AMPC)高用量投与が第一選択となっている.
●細菌検査は極めて重要であり,起炎菌の耐性化を防ぐためにも感受性検査結果に沿った抗菌薬治療が求められている.
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