特集 ロボティクスと臨床検査
Ⅳ.検体搬送システム
3. 各施設からのレポート
3)熊本大学医学部附属病院
岡部 紘明
1,2
,
宇治 義則
1
,
洲崎 英兒
3
,
岡嵜 公士郎
3
Hiroaki OKABE
1,2
,
Yoshinori UJI
1
,
Eiji SUZAKI
3
,
Koshiro OKAZAKI
3
1熊本大学医学部臨床検査医学講座
2熊本大学附属病院中央検査部
3熊本大学医学部附属病院中央検査部
pp.167-170
発行日 1993年10月30日
Published Date 1993/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901758
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はじめに
熊本大学医学部附属病院中央検査部では分散(LAN: local area network)方式によるコンピュータネットワークシステムを1988年から導入し業務の管理,運営を行っている1).また,1992年には24時間検査体制確立に伴い,検体分配ロボットシステムを導入し,1名の技師で血球計算,生化学,尿自動分析装置の3種の異なる機器を操作できるような体制を考案した.
本稿では当検査部のコンピュータネットワークシステム,検体分配ロボットシステムについて紹介する.
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