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資料
金コロイド凝集反応による便中ヘモグロビン測定試薬"イムノゴールドHem"の検討
Evaluation of "Immuno Gold Hem" for Fecal Blood Using Colloidal Gold Agglutination Assay
中川 邦子
1
,
宇治 義則
2
,
岡部 紘明
2
Kuniko NAKAGAWA
1
,
Yoshinori UJI
2
,
Hiroaki OKABE
2
1熊本大学医学部附属病院中央検査部
2熊本大学医学部臨床検査医学講座
1Department of Central Laboratory, Kumamoto University Hospital
2Department of Laboratory medicine,Kumamoto University Medical School
キーワード:
イムノゴールドHem
,
便潜血
,
金コロイド凝集法
Keyword:
イムノゴールドHem
,
便潜血
,
金コロイド凝集法
pp.209-211
発行日 1992年2月15日
Published Date 1992/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900991
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金コロイド凝集法による便潜血測定試薬"イムノゴールドHem"[合同酒精(株)製造,和光純薬工業(株)販売]の評価を行った.本法はヒトヘモグロビン濃度0.5μg/ml~1,000 μg/mlまで明確な陽性の判定が可能であり,RPHA法,ラテックス凝集法とは90%以上の一致率が認められた.今後さらに症例,特異性の検討が必要ではあるが,マイクロプレートリーダーの使用による大量検体の簡便処理も可能であり,便潜血測定法の一法として期待される.
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