今月の主題 輸入感染症
技術解説
国際伝染病としてのウイルス感染症―現状と検査法の進歩
倉田 毅
1
Takeshi KURATA
1
1国立予防衛生研究所病理部
キーワード:
ウイルス性出血熱
,
国際伝染病
,
ラッサ熱
,
エボラ出血熱
,
マールブルグ病
,
クリミア・コンゴ出血熱
Keyword:
ウイルス性出血熱
,
国際伝染病
,
ラッサ熱
,
エボラ出血熱
,
マールブルグ病
,
クリミア・コンゴ出血熱
pp.849-856
発行日 1992年8月15日
Published Date 1992/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901172
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"国際伝染病"は,現在はウイルス性出血熱としてまとめられている.重要なものにクラス4レベルでラッサ熱,エボラ出血熱,マールブルグ病,クリミア・コンゴ出血熱があげられる.いずれも特別の感染予防,あるいは治療法はない.クラス3レベルでは腎症候性出血熱,リフトバレー熱などがある.ここではクラス4の病原体による4疾患について概説した.〔臨床検査36:849-856,1992〕
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