Japanese
English
今月の特集 超音波検査士に必要な医用超音波の基礎
プローブ(探触子)
Ultrasound probe
竹内 真一
1
,
椎葉 倫久
2
1東京都市大学理工学部電気電子通信工学科
2日本医療科学大学臨床工学科
キーワード:
圧電振動子
,
機械走査方式
,
電子走査方式
,
スイッチトアレイ方式
,
フェイズドアレイ方式
,
アニュラアレイ方式
Keyword:
圧電振動子
,
機械走査方式
,
電子走査方式
,
スイッチトアレイ方式
,
フェイズドアレイ方式
,
アニュラアレイ方式
pp.963-973
発行日 2024年8月15日
Published Date 2024/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203695
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Point
●プローブの基本構造は,圧電振動子,背板,音響整合層などから成っている.振動の仕方は,これらの固有音響インピーダンス(音響特性インピーダンス)の大小関係に依存する.
●チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)とポリフッ化ビニリデン(PVDF)は,代表的な圧電材料である.これらの特徴とこれらを利用した探触子の動作特性についての理解が重要である.
●機械走査方式および電子走査方式の種類と原理および,走査方式によって得られる超音波診断画像についての理解を深めることが重要である.
●特殊超音波プローブとして,体腔内プローブ,穿刺用プローブ,術中プローブがある.
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