Q&A 読者質問箱
心エコーで肺がかぶって見にくい人は,どのような体位・探触子の位置でアプローチすると見やすくなるのでしょうか?
上村 明好
1
1総合守谷第一病院臨床検査部生理検査室
pp.693-695
発行日 2014年7月1日
Published Date 2014/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543104330
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Q 心エコーで肺がかぶって見にくい人は,どのような体位・探触子の位置でアプローチすると見やすくなるのでしょうか?
A 心臓の前面には,超音波ビームの透過性を妨げる肺や骨があるので,心エコーによるアプローチ部位も決まってきます.代表的なアプローチ部位には,傍胸骨左縁,心尖部,心窩部(剣状突起下),胸骨上窩,傍胸骨右縁が用いられますが(図1),肺や骨の影響を避けるためには,被検者の体位,探触子の位置,呼吸の調整などの工夫も必要不可欠となります.
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