今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例
Ⅲ.血管超音波
末梢(下肢)動脈閉塞症
小谷 敦志
1
1近畿大学奈良病院臨床検査部
キーワード:
下肢動脈エコー
,
PAD
,
CLI
,
PSVR
,
間欠性跛行
,
レポート
Keyword:
下肢動脈エコー
,
PAD
,
CLI
,
PSVR
,
間欠性跛行
,
レポート
pp.696-701
発行日 2020年6月15日
Published Date 2020/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202394
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本疾患の超音波検査の進め方
■基本手順
下肢動脈エコー検査において,動脈硬化性病変の異常検出を目的とするスクリーニング検査では,腹部大動脈,総大腿動脈,膝窩動脈,後脛骨動脈,足背動脈の血流波形をパルスドプラ法で記録し,それぞれの最高血流速度(peak systolic velocity:PSV)および最高血流速度到達に要する時間である収縮期加速時間(acceleration time:AT)を計測する.
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