Japanese
English
今月の特集2 改めて,精度管理を考える
新鮮血を用いた血液学検査の外部精度管理
External quality assessment for automated blood cell count using anticoagulated fresh blood for surveillance material
近藤 弘
1
,
杉山 昌晃
2
,
白上 篤
3
,
川合 陽子
4
1宝塚大学
2市立岸和田市民病院 中央検査部
3シスメックス株式会社 学術本部
4国際医療福祉大学 臨床医学研究センター
キーワード:
自動血球計数
,
外部精度管理(EQA)
,
抗凝固剤
,
白血球
,
マトリックス効果
Keyword:
自動血球計数
,
外部精度管理(EQA)
,
抗凝固剤
,
白血球
,
マトリックス効果
pp.621-626
発行日 2014年5月15日
Published Date 2014/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103901
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
●わが国では加工血のほか,新鮮血を用いた自動血球計数項目の外部精度管理(EQA)調査も広く行われている.
●加工血ではマトリックス効果により,自動血球計数値に血球容積項目の測定原理間差を認めるが,新鮮血ではその影響はない.
●新鮮血配布試料の作製にはCPD液入り輸血用採血バッグで採血し,EDTA-2Kを添加する例が多い.
●白血球数の経日的安定性にはボランティア間差を認めることがある.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.