Japanese
English
今月の特集1 推奨される抗核抗体検査
抗核抗体をオーダーする場合と陽性になったときに考えること
Anti-nuclear antibody testing—when and how to analyse?
小柴 賢洋
1
,
宮﨑 彩子
1
,
正木 充
1
1兵庫医科大学臨床検査医学講座
キーワード:
抗核抗体
,
ANA
,
間接蛍光抗体(IIF)法
,
染色パターン
,
膠原病
,
疾患標識抗体
Keyword:
抗核抗体
,
ANA
,
間接蛍光抗体(IIF)法
,
染色パターン
,
膠原病
,
疾患標識抗体
pp.1448-1451
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201442
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Point
●対応抗原や疾患特異的自己抗体が同定されていなくても抗核抗体(ANA)を検出できる点から,間接蛍光抗体(IIF)法がゴールド・スタンダードである.
●全身性エリテマトーデス(SLE)の分類基準や自己免疫性肝炎(AIH)の診断基準項目にANA陽性が含まれる.
●健常人でも20〜30%は陽性を呈するため,膠原病(類縁疾患を含む)や自己免疫疾患が疑われる場合にスクリーニング検査として実施する.
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