Japanese
English
今月の特集1 動脈硬化症の最先端
ゲノム・エピゲノムからみた動脈硬化症
Genetics and epigenomics of atheroscrelosis
稲垣 毅
1
,
谷村 恭子
1,2
,
酒井 寿郎
1
1東京大学 先端科学技術研究センター代謝医学分野
2日本医科大学 糖尿病内分泌代謝
キーワード:
動脈硬化症
,
ゲノム
,
エピゲノム
,
ヒストン修飾
,
miRNA
Keyword:
動脈硬化症
,
ゲノム
,
エピゲノム
,
ヒストン修飾
,
miRNA
pp.110-118
発行日 2015年2月15日
Published Date 2015/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200227
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
●動脈硬化症の発症にはゲノム異常やエピゲノム制御機構が関与する.
●家族性高コレステロール血症(FH)をはじめとする遺伝子異常のほかに,DNAメチル化やヒストン修飾調節,microRNA(miRNA)を介した動脈硬化症の発症機構が明らかになってきた.
●ゲノムシークエンサーの進化やビックデータ解析速度の上昇などから,ゲノム・エピゲノム検査がより広く行われることが予想される.
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.