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今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
臨床検査によるM蛋白血症の診断と評価
Diagnostic evaluation for monoclonal gammopathy by clinical laboratory tests
山田 俊幸
1
1自治医科大学 臨床検査医学
キーワード:
M蛋白
,
多発性骨髄腫(MM)
,
アミロイドーシス
,
MGUS
,
免疫固定法(IFE)
,
遊離軽鎖定量法(FLC)
Keyword:
M蛋白
,
多発性骨髄腫(MM)
,
アミロイドーシス
,
MGUS
,
免疫固定法(IFE)
,
遊離軽鎖定量法(FLC)
pp.1569-1578
発行日 2014年12月15日
Published Date 2014/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200111
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●M蛋白の検出は多発性骨髄腫(MM)と原発性マクログロブリン血症(PM)の診断に必要であり,ALアミロイドーシスの診断に有用である.
●その検出は免疫固定法(IFE)を中心に行い,必要に応じ遊離軽鎖定量法(FLC)を併用すべきである.
●M蛋白が陽性で上記疾患が否定されるMGUSについて,検査部門はその意味を理解し,説明しなければならない.
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