今月の主題 成長と臨床検査値
鼎談
成長期医療の変遷と臨床検査の対応
戸谷 誠之
1
,
白幡 聡
2
,
内山 聖
3
1昭和女子大学・生活科学部
2北九州八幡東病院
3新潟大学医歯学総合病院
pp.525-533
発行日 2012年5月15日
Published Date 2012/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103015
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患者自身からの正確な情報が欠如する成長期医療においては,臨床検査の果たす意義は極めて大きいものです.旧来,小児検査は微量で手間がかかるとされてきましたが,検査技術の高感度化が進み,通常の検査と変わりがなくなりつつあります.一方で,遺伝子検査などの新たな技術の開発・普及により成長期医療における検査診断は大きく変化しています.本鼎談では,小児医療を中心に活躍されている3名の先生方にお集まりいただき,成長期医療の変遷と,それに伴い臨床検査はどうあるべきかをお話いただきます.
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