Japanese
English
研究
マルチプレックスPCRによるハイリスクHPVのタイピング検査法
High risk HPV genotyping assay using multiplex PCR
成澤 邦明
1,2
,
淺野 克敏
1
,
小澤 信義
3
,
矢嶋 聰
2
Kuniaki NARISAWA
1,2
,
Katsutoshi ASANO
1
,
Nobuyoshi OZAWA
3
,
Akira YAJIMA
2
1日本遺伝子研究所
2東北大学医学部
3仙台医療センター産婦人科
1Nihon Gene Research Laboratories, Inc
2Tohoku University School of Medicine
3Department of Obstetrics and Gynecology, Sendai Medical Center
キーワード:
子宮頸部
,
ジェノタイピング
,
子宮頸癌
,
ハイリスクHPV遺伝子型
,
マルチプレックスPCR
Keyword:
子宮頸部
,
ジェノタイピング
,
子宮頸癌
,
ハイリスクHPV遺伝子型
,
マルチプレックスPCR
pp.1028-1032
発行日 2011年10月15日
Published Date 2011/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542102764
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型特異的プライマーを用いてマルチプレックスPCRを行い,その産物をマイクロチップ電気泳動で分離するジェノタイピング法を開発した.ハイリスクHPVの13種類のうち,わが国で前癌状態や癌への進展リスクの高い7種類のHPV(16, 18, 31, 33, 35, 52, 58型)についてはジェノタイピングを行い,その他の6種類はA群として一括同定した.本法は安価であり,感度,精度に優れ,多検体処理も可能であるため,検診への導入も容易であろう.
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