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国内初のがん領域におけるPCR法のマルチプレックス検査が保険適用に
石黒 厚至
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1LSIメディエンス メディカルソリューション本部検査管理部
キーワード:
変異
,
癌遺伝子
,
肺癌-非小細胞
,
分子標的治療
,
公的医療保険
,
マルチプレックスPCR法
,
薬理遺伝学的検査
Keyword:
Carcinoma, Non-Small-Cell Lung
,
Mutation
,
Oncogenes
,
Pharmacogenomic Testing
,
Not-For-Profit Insurance Plans
,
Molecular Targeted Therapy
,
Multiplex Polymerase Chain Reaction
pp.984-988
発行日 2022年9月15日
Published Date 2022/9/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022301793
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<Essence>・肺がんには多種類におよぶ分子標的薬と、それらに対応したコンパニオン診断用遺伝子検査があり、適切な治療方針決定のために効率的な遺伝子検査の実施が重要である。・従来の遺伝子検査手法は多量の検体、長い検査日数を要し、速やかな治療開始の妨げになっていた。・マルチプレックスPCR法による遺伝子多項目同時検査は、必要検体量の低減、結果確定までの所要日数短縮に寄与する。・個別化医療、精密医療の進展とともに遺伝子多項目同時検査の必要性は、より高まると予想される。
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