今月の主題 臨床検査の新技術
検体検査
PCR法による遺伝子診断
嶌田 雅光
1,3
,
藤永 蕙
2
Masamitsu SHIMADA
1,3
,
Kei FUJINAGA
2
1札幌医科大学附属癌研究所分子生物部門
2札幌医科大学附属癌研究所
3宝酒造株式会社バイオ研究所
キーワード:
PCR法
,
遺伝子診断
,
ウイルス検出
,
ヒトパピローマウイルス
,
子宮頸癌
Keyword:
PCR法
,
遺伝子診断
,
ウイルス検出
,
ヒトパピローマウイルス
,
子宮頸癌
pp.621-626
発行日 1991年6月15日
Published Date 1991/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900617
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遺伝子増幅(PCR)法は生命科学に変革をもたらすとも言える画期的な技術であり,遺伝子工学のみならず,臨床診断,法医学などにその応用分野は急速な広がりをみせている.本稿ではPCR法の原理と実際の操作法を解説し,現在までの報告をもとに応用分野を概説する.また,筆者らが行っているヒトパピローマウイルスの検出例を紹介する.
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