特集 医療・福祉施設における感染制御と臨床検査
各論
9.感染制御と臨床検査技師教育
感染制御と臨床検査技師教育
木下 承晧
1
Shohiro KINOSHITA
1
1神戸大学医学部附属病院検査部
キーワード:
検査室結果に基づくサーベイランス(laboratory based surveillance;LBS)
,
感染制御認定臨床微生物検査技師(infection control microbiological technologist;ICMT)
,
病棟ラウンド
Keyword:
検査室結果に基づくサーベイランス(laboratory based surveillance;LBS)
,
感染制御認定臨床微生物検査技師(infection control microbiological technologist;ICMT)
,
病棟ラウンド
pp.1505-1509
発行日 2009年10月30日
Published Date 2009/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542102152
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感染症の動向
世界的な規模で感染症のアウトブレイク,薬剤耐性菌,新興感染症(emerging infection diseases;EID)や再興感染症(re-emerging infection diseases;RID)などの発生があり,これらを予防,減少させるために感染制御が求められている.
2006年に感染症法の改正が公布され,結核予防法が統合されたほか,EIDなどが新しく届出の対象となった.バイオテロ対策として病原体の管理が強く求められ,臨床検査技師らが臨床検体から分離する病原体の所持,輸入,運搬,管理などの取扱いについても規定された.
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