今月の主題 骨粗鬆症と臨床検査
総論
骨粗鬆症とは(定義と分類)
福永 仁夫
1
,
曽根 照喜
1
Masao FUKUNAGA
1
,
Teruki SONE
1
1川崎医科大学放射線医学(核医学)
キーワード:
骨粗鬆症
,
定義
,
分類
Keyword:
骨粗鬆症
,
定義
,
分類
pp.569-573
発行日 2007年6月15日
Published Date 2007/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101215
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骨粗鬆症の定義として,①「低骨量と骨微細構造の劣化」(国際コンセンサス会議),②「骨強度の低下と骨折リスクの増大」(NIHのコンセンサス会議),③脆弱性骨折,④骨形態計測,⑤X線写真の骨粗鬆化,⑥骨密度(WHOの診断カテゴリー),⑦脆弱性骨折の有無と低骨量(日本の診断基準)などが提唱されている.骨粗鬆症は,①原発性と続発生,②骨吸収亢進型と骨形成低下型,③骨代謝マーカーの測定値から分類される.
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