コーヒーブレイク
船に乗れば
屋形 稔
1
1新潟大学
pp.400
発行日 2003年4月15日
Published Date 2003/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100932
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本誌にコーヒーブレイクの執筆を始めてからだいぶ過った.当初の編集主幹は河合忠先生で,臨床検査全般に絶えず目を配る真面目な物堅い方なので内容には気を使ったが,やはり時々脱線することも多かった.数年前から菅野剛史先生が主幹を代られたが,ご自身も東海道線各駅停車など時々脱線する紀行エッセイなど書いていられるし,もともと私同様訛る方なので幾分気楽になった.
先般(2002年晩秋),東京の帝国ホテルで不肖の私の喜寿を祝う会があった.酔生夢死の謗りを免れない身なのに大勢の方,特に検査関係の方々の温情に囲まれて,表面にこやかに振るまったが内心恐懼と感激の嵐であった.発起人の一人の猪狩淳先生も本誌編集委員のお一人で,この方も福島訛のスピーチで満場の笑いを誘った.この日は検査関係福島県人会,本誌編集関係者のほか,ゴルフ仲間,飲み仲間など趣味や遊び仲間など多彩な人種の集いの観があった.
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