連載 いのちの響き・3
宇宙のリズムに乗って
宮崎 雅子
pp.188
発行日 1999年3月25日
Published Date 1999/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902121
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ついさっきまでクルクルと動き回っていた彼女が,産室にこもった.三階の部屋のベランダには,朝のうちに干した洗濯物が並んでいる.
窓を少し開けると,かすかな風が彼女の頬をなでた.まもなく助産婦さんも到着する頃だ.
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