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病診連携への貢献で日医最高優功賞を受賞 兵庫県立尼崎病院院長 藤岡晨宏氏
西村 亮一
1
1尼崎市医師会
pp.1012
発行日 1991年12月1日
Published Date 1991/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903717
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藤岡晨宏先生はロマンの人である.どうすれば患者さんに良質の医療を提供できるか,先生の理念はただ一点,“患者サービスの向上”に尽きると思う.
15年前,我々は藤岡先生を中心として「病診連携」について討論した.まさに白熱の討論であった.当時の日医武見会長は「医師会病院」を中心とした地域医療論を展開されていた.尼崎市医師会でも,医師会病院を作るべきか,はたまた,既存の公的病院をオープンにすべきか,意見は真っ二つに分かれた.その時,中核病院の副院長であった藤岡先生は我々に,病院と診療所の機能分化を説き,お互いの閉鎖性を打破しようと熱っぽく持論を展開された.
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