人
新しい発想の地域がんセンター創りに取り組む 茨城県立中央病院院長 長谷川博氏
松浦 鎭
1
1群馬県立がんセンター
pp.824
発行日 1991年10月1日
Published Date 1991/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903695
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このたび築地の国立がんセンターから,招かれて茨城県立中央病院の新院長に一人のがん熱血医が着任した.肝がん外科で名を馳せている長谷川博氏である.
茨城県は新しい発想のもとに,地域がんセンター創りに取り組むためのがん臨床のフロント総指揮者として,その任に誠に相応しい人を得たものである.茨城県のがんセンター構想の特徴は,4つの既存の病院に各々100床ずつがんベッドを分散し,広く茨城県のがん医療をカバーしようというものである.県立中央病院をがん医療の中核とし,国立がんセンターと太いパイプで繋こうというのが狙いである.全国に類を見ない新しい試みである.
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