医療・病院管理用語ミニ辞典
[救急医療]観血的肺動脈圧測定・心拍出量測定/[病院管理]ターミナル・ケア
中江 純夫
1,2
Sumio NAKAE
1,2
1杏林大学救急医学
2目白第三病院
pp.718
発行日 1991年8月1日
Published Date 1991/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903692
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急性心筋梗塞,各種ショック,多発外傷,熱傷,その他の重症患者の管理に際し,循環動態をより精細に把握して適切に対処する目的でバルーン付カテーテルが集中治療室で使用されることが多い.
バルーン付カテーテルは発案者であるスワンおよびガンツの両氏の名をとって「スワン-ガンツカテーテル」と呼ばれる.このカテーテルの特徴はカテーテルの先端にバルーンがついていることで,これを膨らますことにより,X線透視なしでもベッドサイドにおいて,安全にカテーテルを右房,右室,肺動脈へと進めることができる.
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