グラフ
「安心して死ねる」町づくりの中核として—国民健康保険琴海町立病院(長崎県)
pp.569-574
発行日 2001年7月1日
Published Date 2001/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903313
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長崎県琴海町では保健・医療・福祉のネットワーク化を図り,「安心して死ねる町づくり」運動を展開してきた.この活動の中核的役割を担ってきた国民健康保険琴海町立病院(森俊介院長)が昨年11月,海岸近くの平地に新築移転された.
琴海町は西彼杵半島の中央,大村湾に面した人口約1万2千人の町である.10年前には農家が約4割を占める農村地帯であったが,近年の産業.経済構造の変貌により長崎市のベッドタウン化も進み,都市近郊型の農漁村へと変わりつつある.
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