グラフ
東京都区部西北地域の医療需要に応える—東京都立豊島病院
pp.89-94
発行日 2000年2月1日
Published Date 2000/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902912
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池袋より北西にのびる東武東上線に乗り3駅め,大山駅より歩いて10分ほどのところに東京都立豊島病院はある.
同院は,昭和7年の開院以来,東京都区部西北地域の中核病院として一般医療機関では対応困難な高度・専門医療の提供に取り組んできた.しかし近年,建物の老朽化が進み,保健医療を取り巻く環境の変化への対応が困難になり,診療機能,設備などの根本的な見直しが必要となってきた.そこで,新たな医療需要に対応するため,平成7年3月末より診療を休止し,翌年8月に全面改築に着手.平成11年3月に新病院が竣工し,同年7月30日より全病床(458床)の約6割の267床がオープン,診療業務を再開した.
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