病院管理フォーラム リスクマネジメントの実践・6
八尾病院のリスクマネジメントの取り組み—医療の質調整委員会の設置
森 功
1
1医療法人医真会
pp.54-56
発行日 2000年1月1日
Published Date 2000/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902903
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昭和63年11月医真会八尾病院がスタートした.大阪府の東南,中河内地域の中心である八尾市の南端で柏原,藤井寺市に接しており,実質診療対象人口は約50万人という地域である.昭和60年施行の地域医療整備計画による大阪府での最後の認可病院となった.
当院は21世紀の医療需要に耐え得るように,当初より地域中核型の総合病院として運営してきた.すなわち美容外科,精神科を除いて口腔外科・歯科を含めた総合病院として診療科を整備してきた.さらに平成7年には民間病院として第1号の開放型病院の認可を得,病院と診療所の協力関係の下,開かれた医療を可能とした.現在は116名の登録医に共同診療を保証している.また本年3月には臨床研修指定病院の指定を得,教育型病院として研修を開始している.
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