特集 退院後ケア
退院後ケアの実践—退院後の生活を支える熊本赤十字病院の取り組み
開田 ひとみ
1
1熊本赤十字病院外来・訪問看護室
pp.1110-1112
発行日 1998年12月1日
Published Date 1998/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902573
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熊本赤十字病院は病床数480床,19科の診療科を持ち,県下唯一の救命救急センターを持つ地域中核病院である.1日の平均外来受診者数は1,180名,救命救急センターの1日平均受診者数は110名である.在院日数は17日,病床稼働率は95%以上である.当院の特徴として,入院患者の約40%が救命救急センターからの入院であり,急性期のケアに重点をおいている病院である.
近年,高齢人口の増加や疾病構造の変化,在院日数の短縮化,ニーズの多様化など社会の変化が著しい.その変化は,医療や看護の場にも大きな影響を与えている.
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