特集 看護の質の評価
機能評価をどう活用するか
小規模病院での医療機能評価—地域専門病院の機能を評価しレベルに確信を持ちたい
池田 五十鈴
1
1医療法人財団献心会川越胃腸病院
pp.316-318
発行日 1998年4月1日
Published Date 1998/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902374
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はじめに
当院は創立以来28年の,消化器科専門病院である.これまで地域に密着し,「小さくともエクセレントな病院作りを」との思いから,質の高い医療と看護を提供すべく努力してきた.しかし,この20数年間に医療を取り巻く環境は激変し,患者様の医療や看護に対するニーズも大きく変化してきた.当院は,こういう社会状況の変化と患者様の要望に真剣に対応してきたと自負しているが,小規模病院なるがゆえの様々な困難性もあり,積み残している課題も少なくない.
当院が激動する社会の中で今後も発展していくためには,まず現状の正しい把握と院外的評価が必要不可欠と考えていた折,(財)日本医療機能評価機構による病院評価の開始を知った.
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