特集 医療機能評価で病院はどうなる
[インタビュー]医療機能評価の問題点—池上直己慶應義塾大学教授に聞く
本誌編集室
1
1慶應義塾大学医学部病院管理学教室
pp.630-633
発行日 1996年7月1日
Published Date 1996/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901851
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編集室 日本の医療機能評価もアメリカに遅れること50年,ようやく始まったところです.まだ運用調査の段階ですが,医療機能評価をめぐるいろいろな問題点をお伺いしたいと思います.
評価法
まず,評価方法の現状についておうかがいします.わが国の機能評価はアメリカを参考にしているようですが,アメリカでは初めは結果(out-come)の評価から始まり,過程(process)や構造(structure)を評価する方法に見直され,再び結果を重視するという流れであると聞いておりますが.
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