特集 問われる病院と地域の保健活動
[事例紹介]病院の予防活動
THPサービス機関として
萎沢 利行
1
,
結城 真
2
1医療法人藤和会藤間病院
2藤間健康・体力診断システム
pp.1157-1158
発行日 1995年12月1日
Published Date 1995/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901680
- 有料閲覧
- 文献概要
THPへの取り組み
1988年,労働安全衛生法が改正され,従来労働省と中央労働災害防止協会によつて進められてきた中高年齢者の健康づくり運動—SHP (シルバー・ヘルス・プロモーション・プラン)—を発展させ,すべての人を対象として,若い頃から継続的・計画的に心と身体の両面からトータルな健康づくりを進める運動—THP(トータル・ヘルス・プロモーション・プラン)がスタートされた.
当時医療法人藤和会は,藤間病院において最新で高度な医療を提供し,地域に信頼される病院づくりを目指し,藤間病院総合健診システムを通して,疾病の早期発見,早期治療の二次予防に力を注いでいた.また,成人病予防,健康保持・増進を充実するために藤間健康・体力診断システムを開設し,施設・設備の充実を図っているときであった.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.