特集 病院とPR
当院におけるPRの実際
患者こそが絶対的な広告媒体である
稲田 豊
1
,
松崎 公昭
2
1財団法人太田綜合病院附属太田西ノ内病院
2財団法人太田綜合病院附属太田西ノ内病院庶務課
pp.629-631
発行日 1994年7月1日
Published Date 1994/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901271
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太田西ノ内病院は福島県の中央部,人口約32万人の郡山市にある.総病床数1,798床,職員数約2,100名を有する財団法人太田綜合病院の附属病院のひとつであり,当法人の中心的役割を担っている.当院は昭和50年内科系病院として開院していたが,平成元年9月にSRC (鉄骨鉄筋コンクリート)造り,地上7階,地下1階の第3期増改築工事を完成させ,診療科28科,病床数1,000床,既存棟と合わせ建築面積9,430m2・延床面積40,534m2の第3次救急医療を含む総合病院として本格稼働した(本誌49巻2号・51巻3号に詳細紹介).
当法人は附属病院と関連施設がそれぞれの機能を分担し,法人全体として保健・医療・福祉を網羅する機関であり,平成2年,創立95周年を機に制定した「私たちの誓い」と同3年の法人設立40周年に際し植樹したヒポクラテスの木を拠に,医の原点に立ち返って地域医療に貢献する考えである.折しも来年は病院創立100周年という記念すべき年を迎える.
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