辛口リレーエッセー 私の医療論・病院論
老人も身体障害者か
廣畑 和志
1
Kazushi HIROHATA
1
1神戸大学医学部附属病院
pp.1272
発行日 1990年12月1日
Published Date 1990/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900814
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私達は運動器官の疾病の診療に当たる立場から身体障害者とのつながりが大きい.それらの人達は身体障害者福祉法により更生援護を受けることができる.その場合身体障害者手帳にもとづくことになる.私自身も手帳交付のための肢体不自由等級認定を受け持ち,福祉行政の一端を担っている.
今まで私達整形外科医が接して来た肢体不自由の種類や程度は,疾病構造の変化と治療法の変遷を反映している.
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