老人/調査
老人のADL評価と身体の清潔との関連
大津 ミキ
1
,
樋口 典恵
2
,
田中 京子
2
,
山口 恵美子
2
,
吉田 富美子
2
,
浜島 小夜子
2
,
星野 ひろみ
2
1聖マリア学院短期大学
2聖マリア学院看護専門学校
pp.404-407
発行日 1987年5月10日
Published Date 1987/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207327
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はじめに
ADL(Activities of Daily Living,日常生活動作)という概念は,1945年ニュヨークにおいて,医師Deverと理学療法士のBrownによって生み出された(1)。わが国において脳卒中後遺症の訓練が行われるようになったのは1950年代からである。このADLの評価を,在宅老人,老人病院,特別養護老人ホームの寝たきり老人に行い,その性差やADLと清潔との関連などについて検討してみることにした。そのことにより,日常生活の援助のあり方を探求することができないかと考えたからである。その結果,若干の知見をえたのでご報告したい。
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