グラフ
21世紀に向けてのトータル医療の実現を図る—医療法人近森会近森病院・近森リハビリテーション病院
pp.473-478
発行日 1993年6月1日
Published Date 1993/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900371
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近森会は今,若い息吹が渦巻いている.近森正幸理事長(近森病院院長)をはじめ石川リハビリ病院院長,川添管理部長とも戦後生まれである.近森理事長は2代目.数年前に前理事長から近森会を継承するとともにスタッフの若返りを図り,同時にハード面での整備を進めてきた.これにより,入院,外来部門の設備が整備され,急性期の医療からリハビリテーション,在宅医療の原点に正面から取り組む礎が確立された.
近森病院は長年救急医療に積極的に取り組んできた.その前身は他の多くの民間病院同様,1946年に開院された近森外科医院に始まる.1951年には医療法人近森会近森病院となり,その後,交通事故などによる外傷患者の増加に対応すべく1964年に救急告示を受けた.現在,救急患者への対応の多さでは高知県内でもトップの医療機関となっている.
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