連載 病院めぐり
国立大阪南病院
神田 隆善
pp.294
発行日 2000年3月10日
Published Date 2000/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903969
- 有料閲覧
- 文献概要
国立大阪南病院は河内長野市(人口12万人)の北部に昭和20年に発足し,平成7年には創立50周年を迎えました.河内長野市は大阪府の南東部に位置し,大阪府内で3番目に広い市域を有し,肥沃な土壌と内陸性の湿潤,温暖な気候が相俟って,暮らしやすい環境です.市内には奈良朝時代に建立された天野山金剛寺や観心寺などの旧跡があり,歴史の町として府民の憩いの場となっています.
病院は病床数550床,1日平均外来患者総数1,015名,職員数422名(医師53名,看護婦254名,そのほか115名),レジデント23名,臨床研修医25名で運営されています.診療科は22科が設置されており,特殊診療機能として,臨床研修指定病院,臨床研究部,エイズ拠点病院,救急告知病院,臓器提供病院などが指定されています.さらに,産婦人科をはじめ21にのぼる各学会認定施設になっています.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.