特集 病院リハビリテーションの進化
病院運営の中での位置付け
回復期リハビリテーション病棟を含めたPFMの重要性
神野 正隆
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1社会医療法人財団董仙会 恵寿総合病院
キーワード:
PFM
,
Patient Flow Management
,
RealTimeモニター
,
多職種協働
,
アウトカム
Keyword:
PFM
,
Patient Flow Management
,
RealTimeモニター
,
多職種協働
,
アウトカム
pp.600-603
発行日 2023年7月1日
Published Date 2023/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211968
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■はじめに
董仙会(以下,当法人)は,「先端医療から福祉まで生きるを応援する」というミッションのもと,恵寿総合病院(以下,当院)のある能登中部医療圏および能登北部医療圏を中心に,健康/予防〜医療〜介護〜福祉まで途切れることのないサービスを提供し「けいじゅヘルスケアシステム」の運用を行っている.当院は人口約5万人の石川県七尾市にある総病床数426床,高度急性期(HCU)から急性期(急性期一般入院料1),回復期(地域包括ケア病棟,回復期リハビリテーション病棟),慢性期(障害者病棟)までカバーするケアミックス病院である.回復期機能である地域包括ケア病棟(以下,地ケア病棟)は入院料2を,回復期リハビリテーション病棟(以下,回リハ病棟)は入院料1をそれぞれ算定している.地域医療支援病院や日本医療機能評価機構認定病院,基幹型臨床研修指定病院,看護師特定行為指定研修病院,石川県地域がん診療連携協力病院,在宅療養後方支援病院,新型コロナウイルス感染症重点医療機関などの認定を受けており,地域の中核病院としての役割を果たしている.
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