連載 事例と財務から読み解く 地域に根差した中小病院の経営・9
社会医療法人緑壮会 金田病院—人口減少地域における共存のための病院連携
関 悠希
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1独立行政法人福祉医療機構 経営サポートセンター リサーチグループ リサーチチーム
pp.425-430
発行日 2018年5月1日
Published Date 2018/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210716
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地域医療構想では全国のほとんどの医療圏において,近い将来病床が過剰になることが推計されており,各地域では病床数や機能の適正化,地域医療連携推進法人といった医療機関の連携に向けた動きが見られるようになってきた.
こうした動きが目立つようになったのはごく最近のことであるが,約40年も前から将来の人口減少を見越してダウンサイジングを段階的に実施し,地域医療連携推進法人の制度設計の際にも参考にされた地域連携を進めてきたのが,岡山県真庭市にある金田病院(以下,同院)である.
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