連載 作業療法を深める ㉓人口減少社会
「地域への着陸」の時代としての人口減少社会
広井 良典
1
Yoshinori Hiroi
1
1京都大学こころの未来研究センター
pp.1166-1170
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201480
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日本の総人口は2008年(平成20年)をピークに減少に転じ,2065年には約8,800万人にまで減少することが予測されている(国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」).これは,人口や経済の規模が一貫して増加を続けた明治以降の100数十年とは根本的に異なるベクトルの時代に私たちが入ったことを意味している.それは医療・福祉や作業療法にとってどのような意味をもつだろうか.ここではそうしたテーマを幅広い視点から考えてみたい.
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