特集 IPWの時代─チーム医療のための多職種間教育
デブリーフィングの取り組みによる救急外来チーム教育
田中 美穂子
1
,
津留 英智
2
1医療法人社団水光会宗像水光会総合病院看護部
2医療法人社団水光会宗像水光会総合病院
pp.442-445
発行日 2016年6月1日
Published Date 2016/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210118
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●デブリーフィングとは,業務終了後に短時間で問題点や課題を協議する「振り返り」として行われる一方,医療シミュレーション教育での「振り返り」としても用いられる技法の一つである.また精神的ショックを経験した人への心のケア・支援方法としての意味合いも持つ.
●救急蘇生にあたる救急外来チームにおいて,デブリーフィングを導入した.
●デブリーフィングを取り入れることにより,救急スタッフの不安や緊張を緩和することができ,救急救命処置に安心して参加できるようになった.
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